
今日は、買取をして店頭に並ぶまでの裏事情をコソっとお教えしちゃいます。
まず個人様から査定のご依頼を受けるとお見積りに伺います。
よく聞く(最近のリサイクル着物の常識?)1キロ○○円といったお見積りではなく一枚一枚、状態・寸法・年代・色柄を総合的にみさせて頂きその場でお見積りします。
ご納得頂けたら、これまたその場でお支払し持ち帰りとなります。
この商品は、一旦別店舗にて保管し写真の様に陰干しし洗いに出すもの、シミ抜きが必要なもの、どちらもせずリメイク用素材として販売するものに分類します。
リメイク用のハギレ素材以外は、寸法(身丈、裄、袖丈、前巾、後巾)を測り仮のタグをつけておきます。
丸洗い・シミ抜きは専門の職人さんへお願いしお手入れが完了するとお手入れ後の状態+寸法etc.を考慮し価格が決定されます。
この時、小さなシミが残ってしまった場合にはそれ以上手を掛けてしまうと店頭価格が引きあがってしまうので目立たない程度で一旦ストップしています。
なるべくお安く提供したい気持ちからです。
見積もりからスタートして価格が決定されるまで天候等にもよりますが約1か月が必要となるわけなのです。